学習。
学習において知識量を増やすために記憶することは量の蓄積という意味では結果が見えやすい。それに対して、思考力を高めることは必ずしも結果が見えるものではありません。
思考力は試行数
思考する過程で必ず失敗や間違いが生じます。トライ&エラーを繰り返し、諦めずに試行回数を増やすことで一つの正解が見えてくる。その過程で思考力が芽生えるわけですが、覚えること記憶することを中心にやってきて、思考力を伸ばすための時間を与えられなかった子どもにはこの行為がとても苦痛に感じるはずです。
とはいえ、子どもに何か新しいことをさせると、全くの未経験ですから、覚えること記憶することが中心になるはずです。そしてまた思考する時間が奪われるのです。お気軽にとりあえずで始める習い事っていくつかありますけど、これ実はとても危険なことだと認識するべきかもしれません。