進捗。
数年前に、神戸市教育委員会に所属する公立の幼稚園から小中学校までの全教員を対象にした準公費会計システムの研修講師をしておりました。夏休み期間を挟んで1~2ヶ月ですが合計数百名の先生方にお越しいただきました(神戸市教育委員会と兵庫県教育委員会は別組織になるので人数は数百名といったところです)。
この研修時に思ったことは、まあ先生方も教鞭以外の雑務に追われて大変だなってことでした。日中のスケジュールをやりくりして神戸駅近くの研修センターまで出向き、お上が導入したITシステムの操作手順を一日かけて学ぶわけなのですが、現場の先生方には少なからず肯定的ではない方もいらっしゃいました。やはり、これまで何十年もやってきた紙での決済方法から電子決済に移行するわけですから内心は反発もあったと思います。
こういった構図が2020年に導入されるプログラミング教育にも反映されているのかなとも感じます。これ以上は諸外国に遅れをとるまいと肝いりの教育政策かもしれませんが、現場の先生方にとってはたまったもんじゃないですよね。こちらが現在の各教育委員会における小学校のプログラミング教育の取組状況です。
https://resemom.jp/article/2018/06/22/45258.html
詳細は上記サイトでご確認ください。記事でも述べられていますが、やはり地域間で教育格差があってはいけないですよね。しかし、現実問題として先生方にも時間的な余裕が少ないこともあり、本格的に実施されるまでに解決はするのでしょうか?